ごあいさつ

2017年5月23日、私は自らの過失により相手車輛運転手にけがを負わせ同乗者を死亡させるという重大事故を起こしました。
 事件、そして被害を与えた方々への償いに真摯に向き合うには、これまでどおり100%の力を議会活動に注ぐのは無理と判断し、辞職願を提出しましたが、このまちで育ち、私が愛してやまない生駒市を元気なまま次の世代にバトンを渡したいとの一念で行政と向き合ってきた私にとって、市政の決定の場にいられなくなることは悔やんでも悔やみきれないことでした。そして、貴い一票を私に託してくださった皆さまの期待を裏切ったことは慚愧に堪えません。
 
 その後、これまでに仕事を通じてご縁のあった方々にお声がけいただき、今は社会福祉法人に勤務する傍ら、住民投票に関する書籍の執筆・出版、薬物支援プログラムの研究、自治会活動などさまざまな役割をいただき、忙しく過ごしております。

 しかし辞職後、仕事の合間に議会を傍聴しては問題を問題とも認識されないまま議案が可決されていくことに暗澹たる気持ちになったり、決算書や情報開示請求で入手した行政書類などをチェックしては怒りがこみ上げてきたり、生駒市のゆくえが気にならない日は一日たりともありませんでした。辞職してからもこの間、政策を学ぶ機会があれば研修会にも参加し、昨年11月には一市民として住民監査請求書を提出いたしました。

 10年間、市政に真正面から向き合ってきた自分だから見えている課題があります。福祉の仕事に携わるようになって新たに見えてきた課題があります。これまでご支援いただいた方々から市政復帰の意志を問われるたび、自分のような者が再び市政に携わる資格があるのだろうかと自問自答しては決断を先送りにしてきましたが、今、私が皆さまを裏切ったことの償いは、仕事でしかお返しできないとの決断に至りました。
 皆さまにもう一度、お力添えをいただきますよう、お願い申し上げます。

  2019年 1月

塩見牧子

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